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【メタップス】平成29年8月期決算短信 その2

【メタップス】平成29年8月期決算短信 その1の続きです。

今回は【資産】【負債】【資本】を確認します。細かく書くととても長くなるので、前回同様、かいつまんで書きます。

【資産】

資産合計 197億8600万円 (対前期+38億6700万円)

主な数字は下記3つです。
・現金及び現金等価物 66億5000万円
・営業債権(※1) 67億9700万円
・のれん 33億7100万円

※1 売掛債権とも。代金を手形等で受け取り、まだ現金化できていない売上がここに入ります。

のれんは会計が 日本基準→国際会計基準 に変更されたことで、償却の必要が無くなりました。既償却額1億5900万円も遡及修正されています。
また、2017年8月期四半期連結財務諸表に関する誤謬の判明及び2017年8月期通期業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ
(タイトル長すぎ)において、Smartconののれんが1億6100万円増加する見通しと説明されています。

のれんについて、国際会計基準に移行したことで償却の必要が無くなり、利益を計上しやすくなりました。反面、利益が想定を下回った場合、利益下落+のれんの減損 のダブルパンチのリスクがありますので、どちらが有利ということは無いようです。

<<下に続く>>

【負債】

負債合計 129億6400万円 (対前期+46億100万円)

社債の発行分23億7100万円分と、営業債務(※2)18億8000万円が主な増分です。その他、「ファイナンス関連サービスが拡大したこと、Smartcon Co.Ltd.を連結の範囲に加えたこと」と説明されています。

※2 営業債権の逆で、支払いを手形等で行い、現金がまだ出て行っていない分です。

【資本】

資本合計 68億2200万円 (対前期-7億3400万円)

「非支配株主との資本取引に伴う資本剰余金の減少1,162百万円によるもの」と説明されています。
おそらくSmartcon社における持分比率の増加及びその他の収益の計上に関するお知らせで説明されている、Smartconの株式取得によるものです。計算したら大体10億くらいでしたので、数字も合っています。


決算短信は以上としておきます。読み始めるとキリかありませんね。
自己資本比率は
197億8600万円÷68億2200万円×100≒0.35%
です。比率としては、優良とはいきませんが、普通の部類です。

いろいろ書きましたが、新興企業を財務関連で評価するのは難しいと思います。決算は過去のものですが、「将来どうなるか」が大事ですので。少なくとも、2016年→2017年で大幅な売り上げ増、赤字幅縮小が確認できました。そして一応、結果としては黒字です。次の四半期決算で本業黒字を達成してほしいところです。

2018年度は決算説明資料で「飛躍の年」とされているので、来年の決算を期待したいと思います。
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