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時間の価値について考える①


タイムバンクにおける時間の価値とは?

タイムバンクでは専門家の時間に価格が付けられて取引されていますが、その価格の根拠はなんでしょうか。なぜユーザーは価値を信じて、対価として日本円を支払うことが出来るのでしょうか。

今回はその疑問について、私なりに検討した考え方を紹介したいと思います。また、その考え方から、各専門家やユーザーがどのように考え、行動するべきかまで言及しました。

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公募で時間を販売するということ

まず、公募で時間を販売するとはどういう事かを考えます。

公募での時間販売は、専門家がまとまった収入を得る唯一のタイミングです。手数料は時期によって変動していますが、手数料はここでは仮に2割として考えてみましょう。

公募価格10.0円/秒、発行時間36000秒の場合、専門家の収益は

10.0円/秒 × 36000秒 ×0.8 =288000円

となります。これは専門家のアカウント残高に付与され、出金が可能である為、直接的な収入となります。
ここで、この収益のお金は、どこからきているでしょうか。それは、公募に申し込んだユーザーからです。公募に申し込んだユーザーは、時間購入の対価として日本円を支払います。これが専門家の収入となっています。

ところで、この段階では専門家は時間を購入してくれたユーザーのために何も仕事をしていません。ではなぜ、ユーザーは時間の対価としてお金を支払うのか?値上がり期待、リワードの利用、あるいは応援のためなどいろいろ考えられますが、共通して「専門家への期待と信頼」という事になると考えられます。

ただし、ユーザーは決して期待と信頼の対価としてお金を失うことを許容したわけではありません。支払ったお金に値する価値が提供されることを期待して、「先払い」しているのです。すなわち、単に時間を販売した状態は、専門家が「信頼」を根拠としてお金を借りており、ユーザーはお金を貸しているような状態となります。

専門家は「お金を借りている」

以上の事から、単に時間を発行しただけの状態では、専門家はユーザー、ひいてはタイムバンク市場から「お金を借りている」状態だと考えています。ただし、単にお金の貸し借りではなく、貸した側であるユーザーは借りた側である専門家から取り立てる権利を持ちません。その代わり、市場で他ユーザーに売ることが可能で、専門家から取り立てる代わりに、他ユーザーに売って現金化することができます。

厳密に言えば、専門家と保有ユーザーはお金の貸し借りの関係ではありません。しかし、お金を借りた側がお金を返すことを保証することと同様に、専門家自身は、出費してくれたユーザーの時間価値を保証する努力が必要です。すなわち、時間価値を守る努力を放棄するという事は、借りたお金を返さずに逃げることと同義だと考えられます。


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今回はここまでとさせて頂き、次回は時間価値とは何か、各専門家やユーザーはどのように考え、行動するべきかを検討したいと思います。次回はこちら「時間の価値について考える②」です。

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